焼却炉から考える放射性廃棄物処理問題の未来

放射性廃棄物の処理は最終処分場や中間貯蔵施設、管理型処分場の建設地問題で大きな進展が見られない。現実的な手法はないか検討しています。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

仮設焼却炉の受託事業 | 競争参加資格における施工実績の期限

これまでの入札公告資料をざっと目を通すと、気になる基準が設けられている。 競争参加資格に明記されている “平成○○年度以降に、本業務で提案する仮説焼却炉と同程度の規模(1炉当たり○○○トン/日)廃棄物の処理及び清掃に関する法律第8条第1項に掲げる施…

シビアアクシデント対策の在り方 | 鹿児島県薩摩が川内市の原子力発電所の再稼働について

2015年8月11日(火)に九州電力が管轄する川内原子力発電所が再稼働した。 2013年9月15日(日)に国内で唯一稼働していた関西電力大飯原子力発電所の定期検査による停止で国内50基すべての原子力発電プラントが停止して以来、実に695日ぶりに原子力発電所が…

川内村の仮設焼却施設建設でいったい何が起こっているのか

2015年7月23日(木)付で「南いわき開閉所における仮設焼却炉受け入れ表明に対する抗議および公開質問書」と題した質問状が、“放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会”から福島県川内村の遠藤雄幸村長宛に送られた。( http://gomif.blog.fc2.com/blog-entry-…

日立造船運営の鮫川村仮設焼却炉事故とは何だったのか

2013年8月29日(木)いつものように8時ごろ、傾斜式回転床炉の運転準備を開始した。 8時3分…排風機の運転を開始。 8時10分…バーナーに着火 9時ごろ…焼却対象物( 牧草60%、稲わら40% )を投入し、定格( 毎時190Kg )を目指して焼却を開始。 その後、14時過…